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町並み撮影練習

撮影試験である程度慣れた後は実際の撮影練習へ。
以前、竹原の町並みをデジタル一眼レフで写そうとしたときに露出がうまく決まらずに苦戦した思い出があったので
撮影対象は古い町並みに設定。撮影地は富田林と貝塚にて。



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富田林寺内町



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にたも、じゃなかったたにもだった。


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山中田坂



ネガフィルムのラティテュードの広さが効いて色が飛ばずに写せていますな。若干アンダー気味な気もしますが...
露出計の表示が少々いい加減でもこうやって再現できてしまうわけですな。


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でも、相変わらずF2.8での撮影は難しいね。被写界深度が小さくなるうえに、距離を目算で判断しないといけないのだから。
そして、気を緩めるとこのザマだ。


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上:Rollei 35S(ISO100 F11 250ms)
下:EOS 60D + EF 24-105mm F4L

同じアングルからの比較。いかにデジタルカメラが露出にシビアでラティテュードが狭いかが分かるね。EOD 60Dで撮った
画像が暗いのはあえてF値を11で合わせて撮影したため。決して撮影の腕が・・・ とは言えんなw
デジタルカメラはラティテュードが狭い分露出が合えばシャープなしっかりした画像を得ることが出来るんですが、まだフィルム
を超えれていないといわれているんですよね。



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貝塚の町並み



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ううむ、いくら撮りやすいネガフィルムとは言え、まだまだ練習が必要ですな。
てか、もうちょっとISO感度が高いフィルムを使ったほうが良かったかな。ISO400のフィルムも試してみないとあかんな。

— posted by kei.k at 09:23 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

Rollei 35S 撮影試験 3回目

3回目は有馬温泉にて。
前回まではデジタル一眼レフも併せて持ち歩いて露出設定の参考にしていましたが今回はRollei 35Sのみで。
露出計の針が過剰に振れることは分かっていたので、自分の感で撮ってきました。


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ねね橋


川に露出を合わせたら見事に空の色が飛んでしまった...


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このあたりはそこそこ撮れているかな。


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でも油断するとこのザマだw
F値2.8が如何にフォーカスに厳しいかが良くわかる一枚でした。撮ったときは焦点距離を最短の0.9mに合わせて被写体の狛犬とは
1mくらい距離をとったつもりだったんですがね。



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私が撮影コースに選んだのが泉源巡りコース。私みたいなカメラ好きが撮って周るには適当なコースでしたね。
ついでに愛宕山にも登りたかったのですが時間の関係で断念しました。


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温泉街も風情があってよかったね。有名な温泉の割には小さかったように感じましたが、30年くらい前で時が止まったような雰囲気
でした。そこへ、それまた30年位前のカメラで撮る、と。何か、時代を遡った気がしました。 
まぁ、私はそこまで歳をくっているわけではないんですが・・・




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銀の湯



そして最後はひと風呂浸かってから引き上げとなりました。
有馬温泉はふらっと寄れる湯があるのもいいとこですね。また浸かりにきたいと思いました。



■Rollei 35S 撮影試験総括
さすがは名機とあって写りはなかなかのものです。アンダー気味でもしっかりと写るとこにはフィルムの良さですね。デジタルカメラ
にばかり慣れていた自分としてはその写りに新鮮味を感じました。露出、焦点距離とすべてマニュアルで設定してやらないといけない
煩わしさはありますが、もとより私はデジタル一眼でマニュアルで撮ってきたので気になりませんでした。ただ、焦点距離だけは目測
でしかどうにもならないので曲者ですね。でも、よくコンパクトなボディーにここまで詰め込んだものです。今となってはこんな大き
さは当たり前ですが、当時としては相当な技術の詰め合わせだったのでしょうね。
さて、少しは使い方に慣れてきたので今後の外遊でも積極的に使って行きたいと思います。6月には竹原行きも控えていますし、いよ
いよ町並み保存地区を写すという悲願が叶う時が来そうです。

— posted by kei.k at 03:59 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

Rollei 35S 撮影試験 -阿知賀偏-

行ってきたのは吉野なんですけどねw 今期のアニメを観ている人ならわかるでしょう。
結果的に一部は現調みたいになっていますけど、あくまでも撮影試験、なので。


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吉野ケーブル


フィルムらしい色の濃い仕上がりやね。

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同じアングルからCanon EOD 60D + EF 24-105mm F4L にて。
ISO 100 F4.0 露出時間 1/125と条件を近づけていますが大分差が出ましたな。こういう場所はホワイトバランスが難しい。


もっと読む»

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吉野駅にて


そこそこ綺麗に撮れている。



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高城山展望台より



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高城山展望台より2アングル。上側の画像がF値22、下側がF値11。
電池を新しいものに交換してから露出計の針が過度に振れるようになったので比較をしてみました。
この場面では露出計の針は振り切れていたので最大のF値と日頃よく使うF値で比較。 結果として大して変わらないこと
が分かりました。前回は露出計の振れもいい感じだったのですが、電池を換えてから過敏に反応しているようです。もしかし
たら電池の電圧が落ちた状態で露出計の調整がされていたのかもしれませんね。


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ついでにEOD 60Dとの比較も。
ISO 100 F値10.0 露出時間1/500で撮影。フィルムではそのまま写しこんでやればいいのに対して、こちらは何かしらの
ディジタル処理をしてやらないと見れたもんじゃないですね。


最後に場所変わってOSCこと大阪ステーションシティへ。ここでは夜景の撮影。


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時空の広場



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上:Rollei 35S ISO100フィルム F2.8 露出時間1/60
下:Canon EOD 60D + EF-S 10-22mm ISO 320 F4.0 露出時間1/25

夜景に関してはISO感度を変えられるデジタル一眼レフの方が有利ですな。三脚を立ててバルブ撮影でも出来るようになったら
また違うんでしょうけど。

それでは、今回はこれにて。大分使い方がわかってきたかな。

— posted by kei.k at 11:28 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

Rollei 35S 撮影試験

レッツフォト!をやっても撮った写真を見れるのは1日後。
さて、どんな写りを見れるのでしょうかね。


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ISO100のフィルムでここまで撮れるとは流石。しかも、画角が広い。コンパクトでもフルサイズなので。


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うぅむ、フィルムらしい写りやね。デジカメだと完全に色が飛んでしまいそうなところもかろうじて写っている
ところにフィルムの良さを感じます。


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F値2.8で撮影するとこんな感じ。いい具合にボケてくれました。



最後に、デジタル一眼レフとの比較を。


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左:Rollei 35S + ISO100フィルム
右:Canon EOD 60D + EF 24-105mm F4L

デジタル一眼レフのズームを使って画角を大体同じに合わせて、F値もシャッタースピードも合わせて撮って
みました。人によって好みが分かれそうな感じではありますが・・・
同じF値なのにここまでボケ具合に差が出るとは興味深いですね。しかも、Rollei 35Sの方が明るく撮れている
し。ゾナーのレンズ、なかなかすごいですな。
いや、EF 24-105mmも決して悪いレンズではないんです。寧ろ高級に部類に入るくらいなんですが、昔の技術
も侮れないものです。


■評価
1回目にしてこの写りの出来はかなり満足な結果です。露出も焦点距離も自分の目算で合わせなくてはならないので
まともに写った写真が半分もあればいいかなと思っていたぐらいですし。それこそ『たまゆら』の作中でぽってが
撮った写真がぶれていたりピンボケしまくっていたりとそのような結果になるのかなと思っていたくらい。
デジカメで撮影枚数を気にせずにバシャバシャ撮りまくるのもいいけど、一枚一枚大事に撮っていくのもいいのかな
と、そう感じさせてくれる結果でした。まったく、アナログも捨てたものではないですな。今でもフィルムカメラに
根強いファンがいるのが納得できます。

— posted by kei.k at 10:57 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

Rollei 35S

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Rollei 35S


悲願!!
運よく出回っていたのを入手できました。

このカメラがどんなカメラかはおそらくこのブログを見ている方の大体はわかるでありましょうが


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たまゆら~hitotose~ OPより


OVA『たまゆら』、TVアニメ『たまゆら~hitotose~』でヒロインの沢渡楓(ぽって)が愛用しているカメラになります。
作中でもRollei 35Sとしっかりと描かれていますね。
以前から気になっていて、中古で扱っている店を見つけて購入となりました。アニメファンの中でも知れ渡ってはいても
如何せん30年以上前に造られたカメラなので入手が難しいそうです。アニメの影響で一気に市場から消えてしまったとか...




さて、折角なので細部を



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レンズ


カメラの中でも重要な地位を占めるのがレンズ。兄弟分のRollei 35よりも明るい焦点距離40mm f2.8のレンズが使用されて
います。


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アニメ作中で使われていたのと同様に撮影時はレンズを引き出して使います。


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レンズの右側にはフィルム感度と絞りを設定するダイヤルが付いています。
絞りはダイヤル下側のロック爪を押さないと変えられません。

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その反対側にはフィルムタイプインジケータとシャッター速度を設定するダイヤル。



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ボディー上面にはシャッターのボタンとレンズ鏡胴ロックボタン、露光計窓、フィルムの巻上げレバーが
付いています。露光計は絞りとシャッタースピードを変えることで適正露光を見れるようになっています。



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底面にはフィルムの巻き戻し用クランク、三脚用穴、裏蓋着脱レバー、アクセサリーシュー。
着脱レバーを上に上げることによって


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このようにフィルムを装てん出来るようになります。
また、
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露光計で使用する電池を交換することもできます。


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露光計用の電池はPX625という電池を使用しますが既に生産中止になっているのでこのような互換品を使用
することになります。


いや~本当に年期を感じさせてくれる趣のあるカメラですね。またそのうち試し撮りした結果も載せたいと
思います。なんせ、撮っても現像という手間がかかるので。

— posted by kei.k at 10:10 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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