
城崎温泉にて
今回の相棒は唯。

日本海
途中、日本海を見て海の広さを堪能しつつ西へと移動。
■餘部

悲願!!
景勝地として、鉄道の撮影地として名高い餘部。前々から来たいと思いつつ、今回ようやく念願がかないました。
無理して予定を作ったのもこのためだったりもするくらい。
残念ながら、旧餘部鉄橋は架け替えにともない半分は取り壊されてしまいましたが・・・100年以上前の建築物がま
だこのように姿を留めていることは特筆に値します。当時の技術の高さが伺えます。世の中新技術ともてはやされ
ることは多いですが、それよりも餘部鉄橋のように何十年も使い続けれるような技術の方が格段に素晴らしいと
思いますね。
折角なので餘部駅裏の撮影ポイントから列車を撮ってみました。梅雨時期にも関わらずこんな晴天に恵まれるとは
本当に遠路はるばる来た甲斐があるものです。



はまかぜ
橋も列車も新しいものに変わってしまったことに時代の移り変わりを感じますね。
列車が来る間に、一緒に居合わせた同業者とそんな話をしていました。

慰霊碑
そして、餘部鉄橋のことを語る上で忘れてはならないのが、昭和61年に発生した列車転落事故。
突風であおられた列車が橋から転落し、橋梁の真下にあった工場と民家を直撃して工場の従業員5名と列車の
車掌1名が死亡するという痛ましい事故が発生しています。twitterの方にも書きましたが、現在の鉄道の安全
運行を支えるハードやルールはこのような痛ましい事故が起きて尊い命の犠牲があって成り立っていることを
決して忘れてはなりませんね。慰霊碑に参拝して、自分も技術者として忘れてはならないものがあると改めて
実感しました。
こういう事故事例は本では習うのですが、やっぱり現地に足を運んで実地を見てこそ学べるものがある、と私
はそう思いますね。時々当ブログで出てくる実地研修というのはこういう目的で書いていたりします。
■城崎温泉
さて、餘部を後にして次は昨日も来た城崎温泉へ。

ロープウェイで登った先からの景色を見たくなって立ち寄りました。
ここでも好天に恵まれていい一枚が撮れました。
■玄武洞
最後に、車を返すまで時間があったので城崎温泉~豊岡間にある玄武洞を見てきました。

玄武洞
自然が織り成す造形美。芸術ですねw

玄武洞にて
観光の最後に、唯とあずにゃんを入れて撮っておきましたw
こんなこと人が多い休日では出来ないですね。平日の休みというのはいいものです。
■豊岡→大阪
豊岡で車を返した後は、特急はまかぜに乗って播但線経由で帰ってきました。

はまかぜ車内

ばらずし
駅で買った丹後名物のばらずしを車内で頂きました。すしに載っていた鯖のおぼろは結構美味しかったね。
お勧めできる一品です。

はまかぜ
キハ189系のはまかぜは今回が初めて。キハ181系が重い音の唸りをあげて動き出すのに比べて、新車は軽快に加速
していく印象を受けました。車内は昨日乗車した287系と同じくサンダーバードに似通った感じ。ただ・・・最近の
傾向なのか、車内販売をしないくせして飲み物の自販機すらも置かないのはどうなのかなぁと思いました。綺麗な
車両に替わったことはうれしいのですが、合理化はあまり乗客としては喜ばしいものではないと思います。

500系こだま
姫路駅で新幹線に乗り換えて、新大阪着で今回の周遊も終了となりました。
いや~大分無理はしたけれども結果的には上手くいきましたね。レンタカーの予約が1回で取れなかった時は冷や汗
ものでしたが、それ以外は大した事故が発生することもなく非日常を楽しめました。山陰はまだ全然行っていないの
で鳥取、島根にもいつかは行ってみたいですね。
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